しばらくは、春のお彼岸は京都から始まるような・・・。
というか、義母(我が心の中では父も)の供養を兼ねて、どちらかというと供養がサブですが、さる日曜日に1泊2日で京都に行ってきました。
まずは行きの新幹線にて
最近公開されているJR東海のCMを見ていて、無性に食べておきたくなりまして・・・。
そしてまず向かったところは
一気に西に向かって嵐山へ
嵐山といえば渡月橋なのかなぁ、ということで渡ってきましたが、
写真に収めるとまぁまぁな雰囲気ですが、肉眼というか体感では「日本○大ガッカリ」のように感じてしまったのは、私の感性が汚れているからでしょうか。
まぁ、
この山肌、あと数日するとすごいことになっていたのでしょう。そして秋もすごいようで
今回の京都行も寺社巡りが主なイベントなので、まずは
天龍寺へ
天龍寺といえば法堂の雲龍図が圧巻とのことだったらしいのですが、せっかく特別公開していたのにそこを見逃してしまい、代わりに
先代の雲龍図が公開されていまして、経年劣化の中に残る筆致に圧倒されました。このアングルからもすごかったのですが
遠くからの方がまた圧倒的な
で、天龍寺の奥には有名な
竹林があり、ご覧のように大賑わいでした。
さすが世界でも有名な観光地ということもあり、新型コロナウイルス関連の諸対策から通常化を図ろうと躍起になっていることもあり、体感的には海外からの観光客との比率は6対4から5対5くらいの勢いでした(インバウンド関連のネタはこのあとちょっとしたエピソードがあったのですが、以降の「その○」にて改めて)。
竹林を散策した後に
嵯峨野トロッコ列車に乗れたらと思っていたのですが、トロッコ嵐山駅での状況を確認すると1時間以上後の列車でないと乗れそうもないとのことで今回は断念し、あてもなく歩いていたところ
我が身にはもはや御利益の欠片もありそうにない神社や
なんてことない休耕地に思われますが実は
小倉餡発祥地に関わりのある地というニッチな史跡を発見しつつ、辿り着いたのが
なんの事前学習もせずに立ち寄ったのですが、インド由来の釈迦如来像(国宝)はじめ
豊臣秀頼公首塚という、なんでも昭和55年の大阪城調査時に発掘された秀頼公の首を納めているとか、更に源氏物語の主人公である光源氏のモデルとされている源融公に縁があるとか、諸々お腹一杯になってしまう、なんともボリュームのある古刹でした。
で、浄土宗の古刹であったこともあり、カミさんの目的も半ば満たされ、それはそれとしてそろそろ宿方面へ向かっておかないと、という時頃でもあったので
嵐電にて東へ向かっていましたが、途中下車して立ち寄ったのは
広隆寺です。
ここはかの有名な、国宝1号「半跏思惟像」をはじめとする国宝&国重要文化財に指定されている仏像の宝庫なのですが、閉館30分前とはいうものの観光客も少なかったのが以外でした。
あの「京都太秦撮影所」からも間近いというのに、或る意味実に残念です。
さぁ、そろそろ宿に落ち着きたく、今回カミさんがチョイスしてくれたのがちょっと変わったところだったのですが、それは次回にて
つづくっ!